脚本書き方講座/セリフの考え方

脚本作りにおいてセリフの考え方を知ることは非常に重要です。

 

セリフで何でも伝えようとしないこと

説明的な作品は感情移入や作品への没頭を妨げ良い作品とはいえません。テレビや映画というものは目で見て心で楽しむものなのです。

 

良い作品を見てもらえればわかると思いますが、セリフで物語の核心や大事な部分というのはあまり伝えていません。

 

むしろ物語の核心というのは映像(登場人物の態度や作中の出来事、現象)で客に予想させる。そして最後の最後にセリフでネタばらし、というパターンが多いと思います。

 

陰謀をもくろむ組織の人間が自分たちの目的をベラベラ説明しないのと一緒のようななものです。

 

 

キャラクター造形をしっかり決めておく

言葉というものは心の通った人間からしか出てきません。セリフを言わせるキャラクターに関しては初期段階で8割、9割型設定を組んでおくほうが良いでしょう。

 

生い立ちや、出身によって喋り方や方言も変わってくるでしょうし、キャラクター同士で会話させるときにも詳細設定がなければ書きづらいでしょう。

 

どういう設定の人物かで受け答えが変わってきますからね。

 

また読者、視聴者を惹きこむセリフというのは小説や映画でよく研究しておくといいです。
そしてメモして参考できるようにしておきましょう。

 

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