テーマの考え方 執筆前

さてテーマに関しては執筆前に明確にしておいた方が良いと何度かお話したと思います。
今回はそんなテーマの決め方について私の考えを述べていきたいと思います。

 

テーマとは

改めてテーマとは何かをお話しますと「作中でお客さんに伝えたいメッセージ」がテーマにあたります。
このテーマというのは作品の方針となる大変重要な要素なので、脚本家の独断で決めることはありません。
監督やプロデューサーと話し合って決めます。
自己満足で書き進めて後付けでテーマを付加しても説得力がなくなってしまうのです。

 

 

テーマの考え方

テーマを考える上で大切なこと。それは以下の2点です。

 

・時代が求めているもの
・自分が書けるもの

 

テーマのニーズというのは時代によって変化します。

 

ヒット作品を作るには時代のニーズに合ったテーマで作品を作ることが一つの方法です。

 

たとえば戦後災厄の自然災害で国が大打撃。国民も体験したことのない出来ごとにどうしていいかわからず、自信を失っている。

 

こういう時に求められるテーマというのは「国民を勇気付けるようなもの」。

 

うーんざっくり。

 

でも最初はこれで良いのです。
ここから枝葉のように派生していき、まだだれも扱っていないようなお宝のテーマを複数見つけます。

 

そして見つけたテーマの中から「自分に書けそうなもの」をピックアップします。
色々とテーマは出てくるでしょうが、

 

生い立ちや経験、価値観、趣味趣向が全て異なる以上、人によって扱うテーマの向き不向きはあります。

 

見つけたテーマの中から一番自分が書きやすそうなものを選ぶのです。

 

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