三幕構成の第1幕の役割/「発端」

話作りの基本である三幕構成の第一幕「発端」。どのような役割をもち、どのようなことに注意して書いていけばいいのでしょうか。

 

発端とはなにか

これから始まる物語がどんなものなのか。どのような世界観で展開されるのか。主人公の行動目的や個性など
三幕構成の第一幕である発端とはつまりストーリーの導入部分。観客に掴みを用意させて引き寄せる役割です。

 

ここでいかに興味をひくかで観客の絶対数がかなり変わってきます。

 

ドラマやアニメを見て最初の一話でつまらなかったら、大抵の場合はそれ以降見ませんよね?
1話で切られたらそれ以降どれだけ面白い展開を用意していたとしても、見られなければ意味がありません。
だから掴みである第一幕はとても重要なのです。

 

 

セットアップ

2時間映画の場合最初の10分ほどがとっても重要。この10分というのは観客がその作品の評価を決める平均的な時間といわれていてここで興味が薄れてしまったら大抵の人はその後の展開も頭に入っていかないそうです。この10分をセットアップという言い方もします。

 

セットアップでは主人公が誰で(Who)目的は何で(What)現在どういう状況(Where)にあるのかが説明されます。私たちがアニメやドラマを見る時もまずはここがわからなければ感情移入もできませんよね。

 

ファースト・ターニングポイント

シリーズ通しての行動のきっかけとなる出来事を第一幕で起こします。これがファースト・ターニングポイントです。これ以降主人公の人生に劇的な変化をもたらす出来事がおこり、ストーリーの本筋となる具体的な行動を起こしていくことになります。

 

発端は見てもらえるかもらえないかを決める最重要といってもいい部分です。いかに話の題材が大切かがわかります。

 

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